古川 年巳(ふるかわ としみ)
『これだけは伝えたい』
料理が出来ない若い女性が増えています。それは出来ないのではなく、やってないだけです。料理の基本をしっかり学び、それを繰り返すこと、少し地味かもしれませんが、それが一番大事。料理は覚えるのではなく、理解することが大切なのです。覚えれば忘れる、理解すれば忘れません。
なぜ、そうするのか、そうなるのかが分かっているから、あなたの味にすることができます。皆さんの良さを探し、その人に一番合うやり方で指導することが料理を早く上手にする方法です。料理が苦手、出来ないのが恥ずかしいなど、いらぬことは考えないでください。誰でも最初は出来ないのです。私が必ずあなたを料理上手にしてみせます。
私のスクールでは、ほとんどの方が魚を自分でさばき、刺身に盛り付けることができます。それは魚をさわり、おろす練習をするからです。日本料理に限らず、西洋・中華料理の時でも毎週魚をおろす実技の稽古を必ずします。だから、誰でも出来るようになるのです。料理を楽しく、あなたが作ってあげたい方にあなたの優しい心を込めて作れたら、どんなに素晴らしく、素敵でしょうか…。手作りの料理から幸せな時が訪れますように。私が大切にしている言葉です。
『味に母あり 心に父あり』